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科学から見た氣の力

ペインクリニック領域における気功治療の経験
西本真司
阿岸先生のお話
  1991年12月より当麻酔科ペインクリニック外来では、難治性慢性疼痛患者に対して中国気功でいう内気功と医療気功の外気功を利用した気功治療を行っている。

臨床データとして、慢性関節リウマチ患者のリウマチ因子の変化を、学会、講習会などで口頭、ポスター発表を行って来た。

対象
72歳、慢性関節リウマチ女性患者

方法
我々の用いた気功法は外気功と内気功から成り立っている。外気功には、(株)エス・エー・エスの中川雅仁により開発された「氣中継器」ハイゲンキII (以下ハイゲンキ)を使用した。

実際の治療法
1) ハイゲンキとは別に準備されているツボセンサーにて、両側の脛骨外側にある
   胃昇穴という気穴を探す。
2) 痛み、しびれの領域で末梢神経が比較的表材性に走っている部分の皮膚を
   ツボセンサーで順次探っていく。反応の強い点を数カ所探してペンでマークする。
   その部分に照射ヘッドをあて、患者自身の症状に応じて胃昇穴に200〜400秒、
   痛み、しびれの領域には20〜50秒「氣」を体内に注入する。1回の治療は
   15〜40分である。

考察
1) 慢性関節リウマチの診断を受けた高齢の女性に内気功外気功共に使用する
   気功治療を行った。
2) 疼痛の改善が客観的なリウマチ因子との改善と共にみられた。
3) 今後多くの研究の必要性があるが、難治性疼痛疾患である慢性関節リウマチの
   治療の方法の一つとなりうることが示唆された。



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